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PMMとしてプロダクトの本質的な価値を見出し、お客様の課題解決に貢献する。MVP受賞者のマインドとは

2025/03/06
カルチャー
#PdM・PMM

メンバー

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笹竹 洋PdM・PMM


SUPER STUDIOでは、社内表彰制度「SUPER STUDIO AWARD」を実施しています。全6回に渡り、2024年度の受賞者インタビューを紹介します。

第3回は、2024年度MVP プロダクト&マーケティング部門を受賞した笹竹 洋(ささたけ よう)さんです。インタビュアーは人事戦略室 室長の吉田が務めました。

 

ーまずは、自己紹介と今までのキャリアについて教えてください。

これまで、複数の国内SaaS企業でプロダクトマネージャーとして従事してきました。BtoB、BtoCどちらのプロダクトにも携わる機会があり、幅広い視点からプロダクトの価値を考える経験を積んできました。一方で、プロダクト開発を中心としながらも、セールスや事業企画など、状況に応じてさまざまな領域を横断的に担当してきました。SUPER STUDIOでも、PMM(プロダクトマーケティングマネージャー)として既存のお客様、または導入を検討いただくお客様とコミュニケーションを取りながら、プロダクトのあるべき姿を設計しています。

 

ーSUPER STUDIOに入社した決め手は何ですか?

きっかけは信頼する知人からの紹介でしたが、選考を受ける中で、PMMが目指す、プロダクトの価値提供のモデルが非常に挑戦的であり、そこに大きな魅力を感じました。入社当時のSUPER STUDIOは、EC領域からオフライン領域までプロダクトの幅を拡張させていく重要なフェーズにあり、どの市場にどのような価値を届けるべきかを戦略的に考える必要がありました。
これからプロダクトを強化していくという状況下で、自分の経験を活かしながら新しい価値を創出できることに惹かれました。

また、お客様の要望を迅速にプロダクト開発へフィードバックできる体制が整っている点も印象的でした。プロダクトマネジメントに携わる者として、ユーザーファーストで開発が進むことは非常にやりがいを感じますし、市場のニーズに即したスピード感ある環境で働けることはとても刺激的だと思い、入社を決意しました。

実際に入社してみて、想定していた通り非常にやりがいのある仕事に携わることができており、働きやすい職場だと感じています。

 

ー各プロダクトの特徴や仕様に関する理解が深く、大型案件の支援実績が非常に多いと伺いました。案件に携わるにあたって、意識していることや努力されていることを教えてください。

プロダクトのマーケティング全般を統括するPMMとして、市場理解や顧客理解に関しては自ら現場に出てお客様の声を聞きながらリアルなニーズを汲み取り、プロダクトや売り方に反映して行きたいと考えていました。お客様ごとに抱えている課題や背景は当然異なるので、まずは状況を正確に理解するように心がけ、その上でお客様が欲するものは何か、お客様に一番伝わりやすい方法は何かを考えながら対応するようにしています。

具体的には、お客様ごとにデモサイトを作成して具体的なイメージを共有したり、社内の知見のあるメンバーに相談したり、既存の資料をお客様ごとにアレンジして最適な提案書へ作り変えたりしています。こうした地道なプロセスを繰り返しながら、お客様が抱える課題に寄り添えるよう努めています。

また、セールスの皆さんと案件を進めていく中で、深い関係性を築けたのは大きいですね。積極的に商談同席を行い、目の前のお客様に全力で向き合いながら共に課題解決を目指していく姿勢はどの部署でも大切なことですが、PMMという職種においても重要だと考えています。真摯にお客様に向き合う姿勢を忘れず、セールスの皆さんとも密な関係を構築できたことで、次第に大きな案件を任せていただけるようになったと思っています。

 

ーPMMとして幅広い業務に携わっていますが、どんなことを意識し、どのようなマインドで業務を行っていますか?

私が日々意識しているのは、プロダクトサイドとビジネスサイドを健全に繋いでいく役割を果たすことです。それぞれの領域によって役割や向き合う対象が異なるので、どちらの視点も大切にしながら業務に取り組んでいます。

プロダクトサイドにおいては、主にPdMとのコミュニケーションを重視しています。PdMのメンバーは非常に優秀な方ばかりで、プロダクト開発を推進する役割を担っています。PdMとの連携の中で、PMMとしてビジネスサイドからの要望がプロダクトサイドの現場に無理な負荷をかけないよう、要望の背景にある本質的な課題を整理しながら、プロダクトの価値の最適解を出すことを意識しています。PdMやエンジニアがプロダクト開発に集中できる環境を作ることが、私の役割の一つだと考えています。

ビジネスサイドの業務では、営業資料の作成やセミナー登壇などを通じて、プロダクトの魅力や可能性を社内外に発信しています。
また、自分のアウトプットに対する社内外のリアクションを直に感じることで、市場やお客様が求めていることへの理解が一段と深まっています。こうした経験が、今後のアクションの質を高める糧になっています。

 

ーPMMである笹竹さんから見たecforceの強みを教えてください。

私が感じるecforceの強みは、大きく3つあります。

まず1つ目は、事業の売上を伸ばすための機能が非常に多く揃っていることです。お客様が必要とする施策をスピーディーに実行できる仕組みが整っており、ビジネスの可能性を広げる基盤として最適なプロダクトだと感じています。

2つ目は、ecforceを活用して事業を拡大されているお客様の事例が多数あることです。これらの成功事例は、SUPER STUDIOが積み上げてきた大切な資産であり、私自身も日々参考にさせていただいています。また、そのようなお客様との対話を通じて、機能アップデートに関する貴重なアイデアをいただける点もecforceの大きな強みだと考えています。プロダクトが日々進化し続けられるのは、お客様との信頼関係があるからこそです。

そして3つ目は、開発スピードの速さです。常に進化するマーケティングトレンドやお客様からの改善要望をキャッチアップし、即時にプロダクトへ反映できる体制が整っていることで、お客様はアジャイルに事業を改善し続けることができます。
この高い柔軟性とスピード感は、ecforceが持つ大きな価値だと感じています。

これらの強みが組み合わさり、ecforceはお客様のコマースビジネスを支える魅力的なプロダクトになっているのだと思います。

 

ーSUPER STUDIOのCULTUREの中で、特に「現場の第一人者になろう」を体現していると伺いましたが、実際に意識していることを教えてください。

とにかく自分自身で手を動かして、試行錯誤を重ねることを意識してやっていますね。入社して約1年、EC業界で働くことは初めてなので、まずは実践の中で学びを深めることを大切にしています。

例えば新機能に関する営業資料を作成する際には、ただ情報をインプットして終わらせるのではなく、自分でデモサイトを作成して試行錯誤を重ねることで、機能に関する理解が格段に深まると実感しています。
実際に手を動かして得た経験は、単なる知識以上に、他のメンバーやお客様に自信を持って伝えられる価値ある情報になると考えています。

 

ーSUPER STUDIO全体や所属グループの戦略目標を受け、今後取り組んでいきたいことや目標を教えてください。

ecforceは、EC領域において確かな強みを持つプロダクトですが、今後は統合コマースプラットフォームとしてコマースビジネス全体を最適化することを目指し、お客様のビジネスに合わせて事業を成長させるための基盤として進化していきます。現在は、データの統合管理・分析・活用を行うプロダクトに注力しており、これらを通じたデータ活用の成功事例が少しずつ増えてきています。

入社から現在までは、プロダクトと顧客理解を深めることに重きを置いてきましたが、これからはecforceのプレゼンスをさらに高めていくために、統合コマースプラットフォームとしての世界観を具現化できるプロダクトの設計に邁進し、より多くの企業のビジネス成長を支える存在になりたいと思います。

 

MVPを受賞した笹竹さんのインタビューを紹介しました。PMMとしてお客様の課題や市場のニーズを捉えながら、プロダクトの本質的な価値を見出していく姿が伝わってきたと思います。自分の役割を超えて主体的に業務に向き合う姿勢や部署を跨ぐコミュニケーションは、周りからの信頼を獲得する上でとても重要なポイントだと思います。ぜひ参考にしてみてください。

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